光の世界
サレスの広場は以前と変わらず賑わっていた。
城の近くまで行くと門があいており,誰でも入城できるようになっていた。
中へ入ると天井には大きなシャンデリア。正面の大きな階段の踊場にはジルバ王の肖像画が飾ってあった。
見張りの兵に訪ねると,サレスの城は基本的には常に開門状態で誰でも出入り可能らしい。
軍事大国というだけあってよほど護衛に自信があるのだろう。ここまで民衆の出入りを許した城はめずらしい。
レイはぶらぶら城の中を見て回っていた。