執行猶予3年



僅かな時間。
お互いの腹の探り合い。

悪いが、
口じゃ負けない。
きっと。
でも、
鶴には使った事がない。


何処まで知ってる?
なんでばれた?
洋ちゃんが言った?

んな訳ない。
地雷どころか、
原爆を投下するようなもんだ。

じゃあ、
なんで。
愛梨ちゃんが鶴と。
一番あり得ない。


俺の頭の、
ピエロ的な悪知恵の部分が、
フル稼働していた。



女の第六感。
こいつは鋭いけど、
そんな確信をつくわけがない。

あれから鶴に会うのは初めて。
俺じゃない。

じゃぁ何だ。



「あたし知ってるよ。」







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