執行猶予3年
そんな時だった。
部長が入ってきた。
笑いながら。
其れが、
師長の逆鱗に触れた。


「部長、
民家に警察に行くように言いました。」

「どうして!!昨日大丈夫だと言っていたのよ。」

「大丈夫って、
何処が大丈夫なんですか?!
レイプされかけたんですよ!
職員は私の子供です!
子供がそんなことをされたら、
私はあいつを殺してやりたい!!」

「そんな問題を起こしたら、
病院がどうなるの!!」

「職員はどうなってもいいんですか!!
問題になって、
病院が傾くことになったら、
私の首を切ったらいいでしょう!!
全責任は私が持ちます!!」



やべ。
ちょっと見なおした。

この時ばかりは、
師長がかっこよかった。


「聞こえたか?
お前はそうしたいんだ?
もうことは、
収まらねえ。
どうする?」


とりあえず、
部長は後でぶっ飛ばす。

俺は民家と待ち合わせて、
警察に行った。



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