執行猶予3年
『何してんの?』
「寝始めようとしてた。
どうした。」
『何にもないけど。』
「なんだよ(笑)」
『ほんと何でもないんだけど、
電話した。
あ、この間の花火。
通報されたみたいだぞ。』
「まじで!?」
『早めに切り上げてよかたな!』
「ほんとだ。」
こんな感じで、
たわいもない話をした。
何を話したかは覚えてない。
覚えてるのは、
花火の話と、
1時間くらい話してたこと。
記憶にもないほど、
どうでもいい話だった。
「あ、もう、寝る。」
『お、そんな時間か?』
「さすがにね。
寝るさ。
朝になっちまう。」
『おう。
またな。
お休み。』
「うんお休み。
またね。バイバイ。」
これが最後だった。
そのあと一週間もしないうちに、
僕たちは別れた。
理由なんかわからない。
覚えてるのは、
悲しくなかったこと。
事件があったこと。
「寝始めようとしてた。
どうした。」
『何にもないけど。』
「なんだよ(笑)」
『ほんと何でもないんだけど、
電話した。
あ、この間の花火。
通報されたみたいだぞ。』
「まじで!?」
『早めに切り上げてよかたな!』
「ほんとだ。」
こんな感じで、
たわいもない話をした。
何を話したかは覚えてない。
覚えてるのは、
花火の話と、
1時間くらい話してたこと。
記憶にもないほど、
どうでもいい話だった。
「あ、もう、寝る。」
『お、そんな時間か?』
「さすがにね。
寝るさ。
朝になっちまう。」
『おう。
またな。
お休み。』
「うんお休み。
またね。バイバイ。」
これが最後だった。
そのあと一週間もしないうちに、
僕たちは別れた。
理由なんかわからない。
覚えてるのは、
悲しくなかったこと。
事件があったこと。