恋の行方
第1章

いきなり

母親がいきなり
言ってきた。

「実は再婚するの。
ダメかな?恭子?」と

私は森口恭子。
高校2年生。

母親が再婚する。

実の父は私が幼い時に
事故で亡くなり、
今まで母と2人きりで、
暮らしてきた。

「いいけど。
いつ結婚するの?」

「実は相手にも
息子さんがいるの。」

「はあ?息子がいる!」

何でも直ぐに言わない母。

「いいじゃないの。
あなたと同い年なの。」

「同い年?信じられない!?
一言言ってくれても!」

「言ったら反対するに
決まっているでしょう!」

母に怒られた。


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