恋の行方
翌日2人で一緒に登校した

手を繋いで初めて歩いた。

「健二に冷やかされ

そうな感じがする。」

「本当。典子の言葉が

何だか怖いかな?」と

こんな穏やかな生活を

送れるとは嬉しい。

『お二人さん』と

大声で聞こえてきた

振り返るとやっぱりだった。

健二と典子がやってきた。

「何手を繋いでいるの?」

「本当だよな。朝から

アツアツを見せるとは

昔の祐輔から想像つかない。」

と、2人に冷やかされた。

けど俺は嫌じゃなかった。

本気で恭子が好きだから。
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