恋の行方

「俺死んでしまった？」

「いいえ。まだです。

あなたはまだここに

来てはいけない。

早く彼女の元に

帰って行きなさい。

彼女は待っています。」

「けど・・・。」

「祐輔素直になって

いつも健介さんが

言っているでしょう？

私はここから彼女の

お父さんと一緒に

見守っている。

傍には健介さんと

彼女のお母さんがいる。

あなたは彼女の傍にいて

守ることがあなたの役目です。」

と母さんは男の人と

どこかに行ってしまった。

俺は恭子の傍にいて

守ることが俺の役目・・・。

俺は生きることを決めた。