恋の行方
握っていた祐輔の手が

握り返してきた。

そして祐輔は目を開けた。

「きょ・・・こ?」

「祐輔?そうだよ。

私だよ。恭子だよ。」

「きょう・・・こ。」と

祐輔が声を出した。

私はお医者さんを呼んだ

祐輔は奇跡を起こした。

直ぐに叔父さんと

お母さんがやってきた。

「もう大丈夫です。」と

お医者さんは言ってくれた。

祐輔が私のところに

帰ってきてくれた。
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