恋の行方
この日の晩。

本当は帰らなければ

ならなかったのですが

私は祐輔の病室で

泊まることになった。

私は事故について

話した。

「そうだったのか。

全然覚えてないな。」

「私祐輔が死んで

しまうのかと思った。」

「ごめんな。けど俺初めて

自分の母さんに会った。

そして恭子のお父さんにも

会ったんだ。」

「うそ?・・・・」

「信じられないだろう。

俺言われたんだ。

恭子を守ることが俺の

役目。」と祐輔は

私の顔を見て言った。

祐輔の顔は真剣だった。
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