恋の行方
恭子が自分の部屋に

戻った。

俺は考えていた。

一緒に留学する事。

けど恭子はお母さん想い

無理には言えない。

けど俺は言いたかった

言葉だった。

オヤジが戻ってきて。

「どうだった?」

「一緒に留学したいと

言った。」

「返事は?」

「まだ。多分無理かも。

恭子はお母さん想い。

無理に連れて行く

訳も出来ない。」

「そうだな。離れても

2年か3年で成長して

戻ってくるか。

迎えに来るか。

どっちかの選択になる。

覚悟だけ決めろ。」と

オヤジに言われた。
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