恋の行方
学校が終わったので
祐輔と一緒に帰った。

典子と健二君が
気を使って2人で
さっさと
帰ってしまったのです。

無言で歩いていると

「お前の父親覚えて
いるのか?」

「うんん、
幼い時に事故で
亡くなったから。
祐輔は?」

「俺を生んで
すぐに死んだから
分からない。」

と言った言葉に
私は驚いた。

私は父を祐輔は母を
すぐに亡くしていた。

私は離婚でもしたのかと
思っていた。


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