恋の行方
「いいよ。
お母さんと叔父さんが
そうしたいのなら。」
と言った。

お母さんも喜んでいた。

本当に叔父さんが
好きなんだと思った。

お母さんがこんなに
嬉しい顔をしたのを
見たのは久しぶりだった。

いつも疲れた顔を
していたのを見ていた。

だから凄く
心配することも多かった。

けど叔父さんがいるから
私は安心を覚えた。

4人の奇妙な同居が
始まる合図でもあった。

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