恋の行方
「おはよう。
この2人が
兄妹になるなんて。」

『兄妹じゃない!!
同盟だよ』と
俺と恭子は同時に言った。

「やっぱり似合うのに」

「ホントだよ。」と

斉藤と健二は言うけど
俺は興味が無い。

俺は恭子に聞いた。

「お前聞いたか?」

「うん。」

「突然なんだからな」

「本当だよ。」

「今日一緒に連れて
来いって親父が言って
いたからな。」

「分かっているよ。」と

冷たい言い方。

嫌いだこんな女
やっぱり一緒に暮らす
何て考えられない。


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