恋の行方
「心配しなくても
祐輔が作れるから」

「俺が作るのか?」と
本気で思った。

「いいじゃないか?

2人で暮らしていたとき
ほとんどお前が作って
いたくせに」
とオヤジが暴露した。

恭子はビックリ
した顔をしていた。

「恭子あなたも見習って
手伝いなさい」
と叔母さんが言ったが、
俺は無理と思う。

「お前作れないのか?」と
聞いてみた。

「祐輔はどれくらい
作れるの?」
と逆に聞いてきた。

「ほとんど作れるよ」と
自慢げに話をした

「俺が遅い時に祐輔が
作ってくれたんだ。」と
オヤジは言った。


< 31 / 200 >

この作品をシェア

pagetop