恋の行方
「お前の夢は?」と
聞いてきた。

実は考えた事も
なかったのです。

「分からない。」と
いうと鼻で笑われた。

「じゃあ何故剥きになって
勉強をしているんだ?」
言えなかった。

祐輔が嫌いで抜きたいと
いえるわけがない。

正直に言ったらご飯が
ありつけなくなる・・・。

「勉強は邪魔にならないし。」

「勉強も大事かも知れないが
ご飯ぐらい作れないと
嫁に行けないぞ。」と
嫌味な一言で頭にきた。

「いいもん。独身でいる!!」

「強がりなくせに。」と
私の性格を見抜かれた。



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