恋の行方
俺は恭子に背中を

向けて寝ていた。

俺は素直にならない

恭子が嫌いだった

くせに、何だか

分からないが、

世話を焼きたくなった。

ご飯を作っても

全て綺麗に食べてくれた。

雷が怖いと言って

俺に頼ってきた。

俺はさっき恭子を

抱きしめたとき心が

少し温かくなった。

そして俺の心が

動き始めたきっかけの

出来事でもあった。
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