恋の行方
典子にアドバイスされてから

1週間も経つ。

もうじき夏休みも終わる。

祐輔に対する気持ちに

気づいてから

全く話せなくなった。

今日は母しか家に居なかった。

叔父さんと祐輔は

一緒に買い物に出かけた。

「恭子。最近祐輔君と

話をしている?」

「何で?普通だよ。

だって兄妹だもん。」

「まだでしょう。籍を

入れていないし。」

「いずれは入れるの

でしょう。」

「旅行に帰ってきた

時から恭子が祐輔君に

対する態度変わったよ。

何だか恋をしているみたい」

と母に言われて言葉が

出てこない。
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