恋の行方
けど学校ではモテる俺。

父親と暮らしてきたせいか
女に興味がない。

近寄ってくる女も
いるのだが、ウザイ。

だから告白されても
断っている。

健二と典子を
見ていると
羨ましい時もある。

「祐輔。いいだろう。」

見せたのが待ち受けに
している2人の写真。

「何だよ。当て付けか?」

「そうじゃないけど

羨ましいかな?と思って。」

殴りたくなった。

「お前も素直になったら?
恭子ちゃん、
結構モテるみたいだぞ。」

「俺には関係ない。」

そう言っていた俺。

けど意外な展開が
待ち受けているとは
知らなかった。
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