恋の行方

不器用

家に帰ると

お母さんは心配そうな

顔で出迎えてくれた。

叔父さんも一緒に。

「ごめん。」

「いいのよ。典子ちゃん

ありがとう。」

「いいえ。私は帰ります。

祐輔君は・・。」

「さっき連絡あって

健二君の家に泊まるみたい」と

お母さんが言って

典子は帰った。

「恭子。祐輔君の事

どう思っている?」

「・・・・・・。」

「恭子ちゃん。俺達2人は

お互いに好きになっても

怒らないよ。

叔父さんは逆に嬉しい。

祐輔とずっと2人で

暮らしていたし、

祐輔にも恋をして欲しかった。

それが恭子ちゃんだったら

叔父さんは尚更嬉しい。」と

言われた。
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