NO TITLE
インターホンを押してみたけど、なんの反応もなかった。
もう夕方、もうそろそろ帰ってくると想うけどすぐとは限らなさそう。
どっかで時間を潰すって言っても、迷子とかになっちゃいそうだし…
結局、待つことにした。
「それにしても、陽があたって気持ちいいな」
日向ぼっこをしているような感覚になって、ウトウトしてきた。
俺はいつの間にか座り込んで、眠っていた。
気づけばベッドでねていた。
下では悠と想われる人物が寝ていた。
俺は部屋の中を見回した。
「俺の家には無いものが沢山ある…」
特に気になったのが、台の上に乗っている黒い箱。
電源…?
俺は好奇心に任せてスイッチを押した。
「人が…いる」