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チラッと目に入る新入生たち。




パッと目があったと思いきや、スッとそらされた。




…え?何故?




「あは、綺羅のこと見てるね」



「顔に何かついてる?」




「さぁ?」と首を傾げる悠は、やっぱり格好いい。




「悠の事を見てるんじゃない?」




「そうかも、あるいはあれだね」




後ろを振り返ると、そこには浅木と麻那がキスをしていた。




これか!



注目の的は全く気にする様子もなく…




「俺たちも、する?」



「こっそりね」
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