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それから毎日のようにドアには白い紙が挟まっているようになった。




正直言って気味が悪い。




どうして私は平和な生活がおくれないんだろ。




とり憑かれてる!?



お祓い?



厄年続きすぎなんじゃない?




こんな時になる救いの電話。




「悠チャン…」



「あぁ綺羅?」




悠の声落ち着く…



「白い紙?なんだそれ、気味悪いな。大丈夫なのか?」




気遣ってくれる悠は救いの神。



「多分大丈夫…私って何か悪いものに憑かれてるのかな」




まったく!誰か祓ってよ…
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