初恋のキミへ。
「……早く笑った顔が見たいんだ。
守ってやれなかったこと、謝りたいんだ…」
…元輝が謝る必要ないのに…
「未波は元輝くんにそんなこと望んでないよ。」
…そうだよ。
「……少し、頭冷やしてくる」
あたし…元輝を苦しめてる?
「未波…元輝くん、ずっと傍についてくれてるんだよ?
捕まった奴ら全員殴って…
あの女にも殴りかかろうとして大変だったんだから…
未波…みんな待ってるよ…」
ごめんね…
待ってて…すぐ目を覚ますから…
あと少し、あたしに勇気が出るまで……