年上ダーリン*年下ハニー
「ふぅ〜ん。
写真見せたのに、
遊びに誘ってくるなんて
よっぽどだと思うけどなあ??
まぁあんまり気にしなぃの!」
「うん…。」
「うち今日バイトだから
帰るねー。
また明日ねーばいばいッ!」
手を振り微笑みながら
帰って行った美都。
私は帰って行く美都の姿を
ぼーっと
眺めていた。
否定して欲しかったのにな…。
あたしは否定して
もらえなかった
"勘違い"
を心の中で否定し続けた。
ちょっとは気付いてる…
けど…
まだ気付かなぃフリを
していたい…。