*RENKA*
私とゆうは、木陰に座った。
木漏れ日が綺麗で
風が気持ちい所だった。
「腹へったー!!」
ゆうは、そう言いながら
お弁当を取り出した。
「お弁当ー!!!!!すごいね!
パンとかかと思った。ははっ」
「すごかろー♪
まあ、作ったの俺じゃねえけど」
ゆうは笑いながらいった。
私もお弁当を取り出し
一緒に食べた。
「あっ、その卵焼きうまそー!!
もーらい!!」
そう言って私の卵焼きを取っていった。
「あー!!私卵焼き好きなのにー!!」
「じゃあ、俺の気持ちだ!受け取れ!!」
そう言って笑いながら?差し出したのはサラダだった。
「もー、サラダ嫌いだからでしょー!!」
ゆうは一瞬動きが止まったけど
こう言った。
「あっ、ばれた??はははっ」
ゆうは笑いながら言った。
その日から、二人でお弁当を
食べる事も増えていった。
信頼した人にしか心を開かなかった私が
いつしかゆうに対して
心を開くようになっていた。
自分の悩みまでも相談するようになり
それを真剣に聞いてくれる。
そんなゆうに、私は惹かれていった。