*RENKA*

−清華中学校前。


柑奈と話してたら、
いつの間にか学校に着いていた。

学校には笑顔で立っている人が
いっぱいいた。

それを見た私は
早く学校に行きたくて
たまらなかった。

「行こっ!」

私たちは、
走って学校の門をくぐった。

「クラス発表見に行こ!!」

私と柑奈は、
クラス発表の掲示板の方へ向かった。

「私何組かな・・・」

「詩綺!!あったよ!
一緒のクラスだよお!やった!」

「ほんと!?よかったあ!!」

「じゃあ行こっか♪」

私たちは、
笑顔で教室へ向かった。

私の席は真ん中の
前から二番目の席だった。

まだ、ぎこちない雰囲気の教室。

私は辺りを見回した。

隣の席にいた男の子・・・
それがゆうだった。



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