*RENKA*
「できた!!」
時間は、7時20分。
まだ全然間に合う時間だ。
リビングに行くと、テーブルに
朝食が用意されていた。
「ご飯出来てるからね」
「はーい♪」
私は椅子に座り
朝食を食べはじめた。
「璃南ー!!起きなさーい」
璃南は私の妹。小学6年生。
「ごちそうさまでした」
ご飯を食べ終えて
時計を見ると7時35分。
歯磨きをして家を出た。
「行ってきまーす」
今日の授業って何するんだろ・・・?
そんなことを考えていると
後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。
後ろを振り向くと
笑顔の柑奈が立っていた。
「やっぱり詩綺だ♪」
「柑奈おはよ!」
「あー今日詩綺、髪巻いてる〜!!」
「うん!巻いてみた♪」
「いいなあ」
柑奈といると
いつも笑顔でいられた。