3センチ。
クラスに着き、ドキドキしながらあたしはガラッと戸を開けた。
何人かあたし達の方を向いたけど、皆友達としゃべっていた。
ギャルもいれば地味な子も。
この中で上手くやっていけんのかな…?
あたしと結衣は黒板どおりの席に着いた。
「ねえねえ恵麻、この中で上手くやっていけるかな…?」
「あたしもそれ思った…すっごい不安…」
「まあ結衣、恵麻がいれば大丈夫っ★」
「あたしも結衣がいれば安心っ♪」
そんな会話をしてたら3人の子が近づいてきた。