犬と猫
次の日―

『夕菜ぁ♪ちょっと…』

また呼ばれた

もぅ私はどうなってもぃぃ

ぃぃゃもぅ

だけど翼だけは傷つけたくないから―

みんなに言おぅ

『私はゃっぱり出来なぃ』

って―



『夕菜さぁ…なに考えてンの??』

私が【出来なぃ】―そういった後、また笑い顔で女の子達が言ぅ

『翼は私の大好きな友達なんだょ…
 翼を傷つける事は出来ないから…』

そぅ私が言ったとたん―

1人の女の子が動いた

その後に右手に激痛―

私の右手からは真っ赤な血が流れていた―

『そういうこと言うとこうするから―』

そう言った女の子の手には血がべっとりついたカッターが握られていた

―悪魔だ

『夕菜♪1個目のぉ願ぃだょ
 ―北川のプライベート・個人情報すべて聞き出して♪』

顔は笑ったままだった―
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