犬と猫

真実

ぁの後、教室に戻る元気もなかった私は早退した

ってぃぅか先生にも無断でこっそり家に帰った

女の子に切られた右手に保健室から盗んできた包帯をしっかり巻ぃて―



『なんで今日無断で帰ったりしたの??』

その日の夜―

翼から電話がぁった

『なんでもなぃょ!!ちょっとぐれてみたかったのww』

翼の声を聞くだけで泣きそぅだ

『私ね…』

翼が突然話し出した

『なに??どうしたの??』

私は精一杯明るぃ声を出してみた

『転校してきたのには理由がぁるの…
　誰にも言いたくはなかったけど…』

『…っ』

私の周りの空気が全部誰かに吸い取られてしまったみたぃだ

『私の秘密話すから…
　夕菜もちゃんと話してょ』

『うん…』

ぁまりの翼の声の低さに私はうなずく事しか出来なかった―