犬と猫
~翼side~

初めて会ったときの君は優しくて―

『こんな僕を受け入れてくれるんだ』

その子のことが大好きになった

恋心とかじゃなぃ

1人の大切な友達として―



―最近夕菜がおかしぃ

そぅ思ぃはじめたのはこの前夕菜がクラスの女子達に呼び出されてぃた後からだった

その女子達はいつも私のことも変な目で見てきてたから怪しぃなぁとは思ってたけど…

ってか男子も女子も私―【北川 翼】の事はょく思ってなぃみたいだけど…

こんな私を認めてくれていたのは夕菜だけだった

男の子なのに制服はスカート・おねえ言葉…

引かないはずがなぃ…

だけど夕菜は何にも変な顔もしないでいつも笑ってくれてる

そんな夕菜が今はなにを言っても

『ぅン…』とか『大丈夫』『なんでもなぃ』

ばっかり言うようになったらもしかして自分と仲良くしてるせぃ??とか思ってしまぅ

クラスの子になんか言われてンのかな…

そう思ってた矢先、夕菜が無断で早退した

―何かぁったんだ

そぅ思ったとたん、気が狂いそうになった



『なんで今日無断で帰ったりしたの??』

きっと言ってくれなぃだろぅ

『何でもないょ!!―』

電話の向こうで夕菜が明るい声を出す

―無理してるな

そぅ思ったと同時に

私からちゃんと向き合ってぁげなきゃ―

『私ね…』

私の秘密のすべてを夕菜に話そぅ―

そう思った

だから…

ねぇ…夕菜…

ちゃんと話してょ






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