最低な俺だけど…。
―― 試合開始。―――




俺と幸人のバッテリ-…。


よく考えてみれば、もし俺があん時に入んなければ、俺らがバッテリ-を組むことは、一生なかったと思う。

あん時に有馬先輩が教室に来なければ、俺はもしかしたら、野球とも縁がなかっただろうし。



1年での事…今までの事……いろんな事を考えながら、一球一球投げた。





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