最低な俺だけど…。
『俺が話すよ。』


俺は幸人の肩を軽く叩いて、それから全てを話した。




話終えたあと、翔が、


『確かに、幸人が怒る理由もわかるな。いくらなんでも、やりすぎな気がするし。でもさー、朗は、あの日。渡井って子を選んだんだろ?なのに、連絡とってて、しかも机の上にアドレスなんかが大切そうに置いてあったら、女なら誰でも不安になんじゃねぇーの?』


頭をかきながら言った。





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