最低な俺だけど…。
―― 数日後。―――




幸人から、突然。
電話がかかってきた。




『お前さぁー、まだ返事してねぇーの?』



『あぁ。まだ……。つーか、何で知ってんだよ?』


俺は、幸人の言葉に驚いてきいた。



『わりぃ(笑)黙ってたけど、卒業式の日。呼んでるって知らせた時から知ってた。というより、俺だけじゃなくて野球部のやつらは皆、知ってるよ!』





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