最低な俺だけど…。
俺は、少し悩んだ後、靴を履いて外に出た。






――――――――




『いらっしゃいま…』


確かにあいつは、本屋にいた。



『久しぶりだな。なんか…、ごめん。データが全部消えちゃって、携帯変えたんだ。』


俺があいつに言うと、



あいつは、

『うん。宮河から、きいたよ。』


本を並べながら、言った。





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