最低な俺だけど…。
俺は、渡井に言われて気が付いた。



言われてみれば、付き合ってなかった時の方が俺らは、俺ららしくいられた気がする。




『わかった…。』


俺はこたえた。



『今度は、リセットじゃないからね。スタートっていうのかな?こっからが、私たちの始まり。いつまでも、友達でいよう♪』


少し寂しそうに、渡井は笑った。



『おう。これからも、よろしくな!渡井。』


俺が言うと、



『うん。じゃあ。また連絡するね♪』





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