最低な俺だけど…。
俺が話すと、



『確かに、傷つけてしまったかもしれない。でも、彼女は彼女自身で、結論を出した。それに、彼女は本当に君が好きだったんだ。だから、君に対して怒ったりは、していないと思うよ。だから、あんなにスッキリした顔で、出ていった。』


店主の言葉に、凄くホッとした。




そして、俺はコーヒーを静かにすすった。




自分たちらしくいるために、俺と渡井は友達になったんだ。





< 413 / 443 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop