最低な俺だけど…。
12章 最低な俺だけど…。

成人式

あれからの俺は、バイトをしながら、ずっと監督を続けていた。




翔は、相変わらず俺の母ちゃんと付き合っている。



圭太と新井は、もう夫婦みたいな雰囲気を漂わせていて、


俺と渡井は、友達になってから普通に遊んだりしている。



幸人と潤輝はというと、とりたい資格をとるために大学に通っている。




―― 成人式。―――




『今日さー、ながったらしい話聞くのダルいから、ぬけようぜ↑↑』


潤輝が言った。



『だな(笑)』


翔も言って皆で、ぬけだすことにした。





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