最低な俺だけど…。










俺は、あいつを自分の方に引き寄せて、抱きしめた。



『なんか…悪かったな。……心愛。』


俺が耳元で言うと、



『ううん。良いよぉ♪』


心愛はそう言って、俺を見た。



『嘘だって思われるかもだけど、俺…ずっと……















心愛のことが、好きだった。
中学ん時からずっと。』



やっと、素直に自分の気持ちが言えた。





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