最低な俺だけど…。
『で、俺に何の用?』



『そんな焦んないで、まぁ!座りなって!』


飛美が地面を叩く。



『用がないなら、俺は教室に戻るけど?』


俺が言うと、



『あのさぁー…。
もう一度、私たち……
もう一度。やり直せないかな?私は、朗の事忘れられないし、まだ好きだから。』


飛美は真剣な顔で言う。





< 68 / 443 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop