最低な俺だけど…。
休み明けの月曜日。




結局。あの日は、暗い雰囲気のまま解散になった。


俺は上履きに履き替えて、階段を登り教室へ向かった。



『よぉ!この前は、悪かったな↑笑
何か、シンミリしちゃって(汗)』


廊下にいた翔が、笑顔で言う。



『あ、あぁ!良いよ。別に気にしなくて↑↑雰囲気的にも、ありゃあ、シンミリするだろ?笑』


俺も、笑いながら言った。



この騒動で、俺とあいつの関係に亀裂が入ることは、もう皆が気付いていた事なのかもしれない。





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