最低な俺だけど…。
―― 次の日。―――




俺はこの日も何となく、ボーっとしながら靴を履き替えて、階段をあがった。



『おはよ。』


上から降りてきた誰かに言われて、のぼりながら少したって見てみると、友達と降りてきたあいつだった。



俺は

『おはよう。』


と言えずに、階段をのぼった。




俺は別に深くは考えずに、この日も教室へと向かった。





< 93 / 443 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop