きらきら星

屋上に着いた途端、

「じゃっ!頑張れ陽奈♪」

「えっ!?」

そう言って愛理は勝手に
どこかに行ってしまった。

「で、何?」

金髪の男は冷たい目で
あたしを見た。

「あ、あの…このハンカチ…覚えてますか?」

「あ。俺のやつ。」

「…返します。ありがとうございました。で、あのとき、、」

「こんなしょーもねー事で呼び出したのかよ。じゃーな。」

優馬くんは屋上を
出ていった。
あたし1人屋上に残された。
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