破 壊
話をそこで終わりにしては、計画がおじゃんになってしまうから、個人的な悩み事も話したんだ。
これは作り話じゃなく、本当の悩みを打ち明けた。
どんな事かって?
それは言えないよ。僕と篠塚先生との秘密だもの。
まあ、いろいろさ。
本気で医者になりたかったかって?
微妙だな。魅力的な仕事だけど、僕の本来の目的とは違うからさ。
どう違うかって?
確かに医者になれば、沢山の人間を解剖出来るさ。でもね、それって全部死体なんだよね。
それじゃ意味無いんだ。死んだ人間は、人形と同じだもの。
僕がやりたかったのは、生きた人間の解剖なんだ。その事に自分で気付いたのは、偶然なんだけどね。
校長をバラバラにした時、僕は間抜けにも彼が既に死んでると思ってたんだ。
ところが、足に鋸を当てて引き始めたら、それまで動かなかった奴が、いきなり目を剥いて喚き出したんだ。
慌てて奴の口を塞いで、両膝で身体を抑え付け、足を切断して行った。
あのね、人間て結構しぶといんだ。
簡単には死なないもんさ。片足を鋸で切り落とした位じゃあの世には行かないんだよ。
その時さ。生まれてこの方、初めてと言っていい位の興奮を覚えたのは。
まだ意識がある奴の口に、切り落とした足の先をくっつけて舐めさせたんだ。
次に鋸を入れたのは、胴体。
内臓を取り出して奴に見せてやろうと思ってね。
腸を引っ張り出した時には既に死んじゃった。
惜しい事をしたと悔やんだ。どうせなら、気絶だけさせて、それで刻んじゃえばよかったってね。
ん?どうしたの?顔色が余り良くなさそうだけど?
そうか、先生には刺激が強すぎたね。
でも大丈夫だよ。僕も最初は、少し具合が悪くなったけど、直ぐに慣れたから。
今日はこれで話を終わりにしようか?
篠塚先生の話は、この次に全部話すよ。
じゃあね。
これは作り話じゃなく、本当の悩みを打ち明けた。
どんな事かって?
それは言えないよ。僕と篠塚先生との秘密だもの。
まあ、いろいろさ。
本気で医者になりたかったかって?
微妙だな。魅力的な仕事だけど、僕の本来の目的とは違うからさ。
どう違うかって?
確かに医者になれば、沢山の人間を解剖出来るさ。でもね、それって全部死体なんだよね。
それじゃ意味無いんだ。死んだ人間は、人形と同じだもの。
僕がやりたかったのは、生きた人間の解剖なんだ。その事に自分で気付いたのは、偶然なんだけどね。
校長をバラバラにした時、僕は間抜けにも彼が既に死んでると思ってたんだ。
ところが、足に鋸を当てて引き始めたら、それまで動かなかった奴が、いきなり目を剥いて喚き出したんだ。
慌てて奴の口を塞いで、両膝で身体を抑え付け、足を切断して行った。
あのね、人間て結構しぶといんだ。
簡単には死なないもんさ。片足を鋸で切り落とした位じゃあの世には行かないんだよ。
その時さ。生まれてこの方、初めてと言っていい位の興奮を覚えたのは。
まだ意識がある奴の口に、切り落とした足の先をくっつけて舐めさせたんだ。
次に鋸を入れたのは、胴体。
内臓を取り出して奴に見せてやろうと思ってね。
腸を引っ張り出した時には既に死んじゃった。
惜しい事をしたと悔やんだ。どうせなら、気絶だけさせて、それで刻んじゃえばよかったってね。
ん?どうしたの?顔色が余り良くなさそうだけど?
そうか、先生には刺激が強すぎたね。
でも大丈夫だよ。僕も最初は、少し具合が悪くなったけど、直ぐに慣れたから。
今日はこれで話を終わりにしようか?
篠塚先生の話は、この次に全部話すよ。
じゃあね。