ただ…キミを想う。

報告。

侑斗SIDE




俺は二人と別れて、小泉家に向かった。



まだ隼人も奏一も知らないコト。



奈夕と一矢には一番に知らせたくて。



二人はどんな顔するんだろ。



家に着いてチャイムを押す。




『ピンポーン』




中から奈夕の声がした。


「はーい。どちら様ですか?」




「侑斗だけど」



「あ♪侑斗ー♪今開けるね♪」





奈夕は俺を見ると笑顔になった。


こういう所が可愛いんだよね。




「一矢はまだなの。とりあえず部屋行こ」



どうやら一矢はまだみたいだ。


先に奈夕だけに言うか…



俺達は部屋に行き、奈夕がジュースを持って来てくれた。



「侑斗。話ってなに?」


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