【完】イケメン生徒会長は俺様!?
それは、あたしたちが付き合い始めて5ヶ月が経った時だった。
その時は寒くて、マフラーやコートがなければいられない2月の真冬だった。
あたしたちは一緒に遊びに行っていた。
「はぁ……寒いねーっ」
「そうだな。俺かなりの寒がりだからやベーよ」
「ええっ!以外っ!」
「そうか?」
「うん」
なんて他愛もない話をしていた。
……でも、帰り道だった
「そろそろ帰ろう」
「そうだな」
そして席を立った瞬間だった。
あたしたちは誰かにハンカチで口を塞がれた。
あたしは目の前が真っ暗になった。
―――――…
目を覚ますと、なんだか分からないような倉庫にいて、ガムテープで口を塞がれて体がロープで縛られていた。
もう身動きすら取れない状態だった。
でもそこに、あたしに気付いた男があたしに近付いてきた。
あたしに近付くと、口に張ってあるガムテープを剥がした。
あたしは怖くてなにも言えなかった。
すると、倉庫に数人の男が入ってきた。
物音に気付いた拓哉が目を覚ました。
男の人は拓哉の口に貼ってあるガムテープを思いっきり剥がした。
「たっ、拓哉…」
あたしは咄嗟に拓哉の名前を呼んだ。
「美綺、大丈夫か?怪我してないか?」
「あたしは……大丈夫」
すると、男はあたしに近付いてきた。
男はあたしの体に巻き付けられているロープを解くと、あたしを無理矢理立たせた。
「来い」
男はあたしの腕を引っ張った。
「やだっ!放してよ!」
「大人しく言うこと聞け!」
あたしは逃げようと一生懸命抵抗した。
「拓哉っ!助けてっ!」
「美綺ーっ!!」
「放してよっ!どこに連れてくつもり?!」
「安心しろ。まだなにもしない」
「放してっ!イヤッ!」
「大人しくしろ!」
……怖いよぉ。
その時は寒くて、マフラーやコートがなければいられない2月の真冬だった。
あたしたちは一緒に遊びに行っていた。
「はぁ……寒いねーっ」
「そうだな。俺かなりの寒がりだからやベーよ」
「ええっ!以外っ!」
「そうか?」
「うん」
なんて他愛もない話をしていた。
……でも、帰り道だった
「そろそろ帰ろう」
「そうだな」
そして席を立った瞬間だった。
あたしたちは誰かにハンカチで口を塞がれた。
あたしは目の前が真っ暗になった。
―――――…
目を覚ますと、なんだか分からないような倉庫にいて、ガムテープで口を塞がれて体がロープで縛られていた。
もう身動きすら取れない状態だった。
でもそこに、あたしに気付いた男があたしに近付いてきた。
あたしに近付くと、口に張ってあるガムテープを剥がした。
あたしは怖くてなにも言えなかった。
すると、倉庫に数人の男が入ってきた。
物音に気付いた拓哉が目を覚ました。
男の人は拓哉の口に貼ってあるガムテープを思いっきり剥がした。
「たっ、拓哉…」
あたしは咄嗟に拓哉の名前を呼んだ。
「美綺、大丈夫か?怪我してないか?」
「あたしは……大丈夫」
すると、男はあたしに近付いてきた。
男はあたしの体に巻き付けられているロープを解くと、あたしを無理矢理立たせた。
「来い」
男はあたしの腕を引っ張った。
「やだっ!放してよ!」
「大人しく言うこと聞け!」
あたしは逃げようと一生懸命抵抗した。
「拓哉っ!助けてっ!」
「美綺ーっ!!」
「放してよっ!どこに連れてくつもり?!」
「安心しろ。まだなにもしない」
「放してっ!イヤッ!」
「大人しくしろ!」
……怖いよぉ。