【完】イケメン生徒会長は俺様!?
あたしは肩で息をしながら拓哉を見つめた。



「俺、もうダメだ。我慢するなんて……無理だ」


「……いいよ」



あたしはそっと言葉を発した。



「……え?」



「いいよ……抱いても」


あたしは拓哉をジッと見つめた。



拓哉はそっと唇を重ねると、あたしの制服に手を掛けた。



キスをしながらリボンを外し、ワイシャツのボタンを一つずつ外した。



「拓哉……恥ずかしいよぉ…」



「大丈夫。……優しくするから」



拓哉はそう言うと、またキスをした。



拓哉はあたしの上から退くと、制服を脱ぎあたしに覆い被さってきた。



そして、また唇を塞ぐと舌を絡めてきた。



「んんっ……やぁ、た、くや…」



あたしは拓哉に必死で応えた。



拓哉はあたしの舌を見つけては何度も何度も絡めてきた。



あたしはそれに応えるしかなかった。



唇を離すと、拓哉はあたしをジッと見つめた。



「入れて……いい?」



拓哉はそう聞くと、あたしの返事を待った。



あたしはあまりの恥ずかしさから、ただ頷くことしか出来なかった。



そして、拓哉はあたしの中にゆっくりと入ってきた。



「んっ……あぁ……」



あまりの痛さから、思わずベッドのシーツをギュッと握り締めた。



「あぁ……んっ」



そしてその日……あたしたちは一つになった。



拓哉の体温に包まれて―――…



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