【完】イケメン生徒会長は俺様!?
買い物を終えて家に帰ると、美綺はすぐに買い物袋を持ってキッチンへ行った。



俺はリビングのソファーに座ってテレビを見ていた。



俺は美綺の様子が気になってキッチンに行った。


「美綺ーっ」



俺は美綺を後ろから抱き締めた。



「きゃっ!ちょっと流二、危ないじゃん。いきなり抱き付いて来ないでよ!」



怒った顔の美綺も可愛い


「ごめんって。だから許して?なんでもするから。なっ、お願い!」



俺は美綺から離れると、美綺の顔を覗き込んでそう言った。



すると、美綺はニッコリ笑った。



「じゃあ棚からお皿二つ出して?もうすぐ出来るから」



「おーっ。分かった」



俺は棚から皿を二つ出して、テーブルに置いた。


「ありがとっ」



美綺はそう言うと、皿に茹でたパスタを乗せてソースをかけた。



「はい。持ってって?」


「分かった」



俺は自分の分の皿を持つと、テーブルに置きイスに座った。



「いただきます」



美綺はスパゲティを大きく頬張った。



「んー。おいしい♪」



美綺は満面の笑顔になった。



そんな美綺を見ていたら、俺も笑顔が零れた。



そして、俺もパスタを食べた。



「うん。うまい」



マジでうまい。



「そう?良かったぁ」



美綺はそう呟くと、またニコッと笑った。



「マジで美味いよ。もしかしてソース手作り?」


「うん。良く分かったね?当たりだよ」



美綺はそう言いながらパスタを食べていった。



「お前、やっぱ料理上手だな。こんなにうまい物作れるなんてすげーよ」


俺がそう言うと、美綺は嬉しそうに笑った。



「ありがとう!そう言ってもらえると嬉しいっ」


そして二人でパスタを平らげた。



「ごちそうさまでした」


俺は食べた後そう言うと、またリビングに戻った


美綺はニコニコしながら皿を片付け始めた。



その後ろ姿は、とても嬉しそうだった。



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