【完】イケメン生徒会長は俺様！？

「うん！」



そしてあたしたちは、昇降口に張ってあるクラス表を見に行った。



「流二と一緒だったらいいなぁ」



「……そうだな」



そしてクラス表を見た。


「あっ、あった！」



自分の名前を見つけた。


「やったぁ。流二、クラス一緒だよ！」



流二とクラスが一緒だった。



「おっ、やったな。それより、啓悟たちはどうだ？」



流二がニッコリ笑ってそう言った。



「うん。茉衣たちも一緒だよ！あと、良平も」



あたしはそう言ってニッコリ笑った。



「おーっ。やったなぁ」


「うん！じゃあ教室行こう！」



「ああ」



あたしたちは新しいクラスへと向かった。



あたしたちのクラスは２‐Ａ組だった。



うちの学校は、次の学年に上がる時に成績のいい方から順にクラスを振り分けていく。



だから頭のいい方からいいクラスになれるって訳


で、一番上のクラス。つまりトップが２‐Ａ組。


まぁ、簡単に言えばあたしたちは頭がいいと捉えることが出来る。



まぁ、うちの学校で２‐Ａ組は「至上最強、最高のクラス」と呼ばれてるくらいだから。



教室に入ると、茉衣と啓悟君がいた。



「茉衣、おはよー」



あたしは茉衣に挨拶した


「あっ、美綺！おはよう。一緒のクラスなんだ！やったぁー」



茉衣はすごく喜んでいた


「あたしも嬉しいよ！またよろしくね？」



「うん！」



その後、茉衣たちと色んな話をした。



キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴った。



「じゃあ、席戻るね！」


「うん！バイバイッ」



あたしは自分の席に戻った。



あたしの席は窓際で一番いい席だった。



窓から見える景色は、校庭に咲いているピンク色の桜がとても綺麗に見える所だった。



でも、流二とは席が離れてしまった。



だから、軽くショック。


流二は廊下側の席の一番前だった。