【完】イケメン生徒会長は俺様!?
でも……言葉は時に「凶器」になる。



口では言いたいことがたくさん言える。



でも……その言葉が時に人を傷付ける。



自分では気付かないかもしれないけど……言われた一言に相手がどれだけ傷付くか。



きっと分かると思う。



だからあたしもなんだ。


流二はすごく優しい。



けど……その優しさが時に、あたしを不安にさせるの。



その優しさが……時にあたしを締め付けるの。



流二の優しさは嫌いじゃない。



むしろ大好きなの。



だけど……それがたまにあたしを苦しめるの。



どうしようもないくらい、胸がチクッと痛むの。


なんでだかは分からない


けど……その優しさにいつも感謝してるよ。



あたしをここまで大事に想ってくれて……すごく嬉しいよ。



流二があたしを手放したくないって言ってくれた時……あたし決心したんだ。



もう絶対、流二の側から離れないって。



なにがあっても、絶対離れないって。



流二の優しさが……あたしの心を埋めてくれる。


あたしの冷たい心を、温めてくれる。



だから笑顔で居れるの。


ありのままの……本当の自分で居られるの。



流二の笑顔が、あたしを癒してくれる。



流二の大きな手が、あたしを包み込んでくれる。


それだけで安心するの。


だから……あたしは幸せだよ。



流二と一緒に居られることが……あたしにとっての一番の幸せなの。



だからね……流二。



あたし、もう絶対流二の側から離れないよ。



ずっと側に居る。



だから……流二も絶対あたしのこと離さないでね…。



離したら……許さないから。



あたしは、流二の彼女なんだから。



流二はあたしの宝物だから。



大事な人だから。



ずっとずっと……大好きだよ。



世界で一番、大好きです


あたしだけの……愛しの王子様。



愛してるよ。……流二。


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